BBA★Zoneは永遠に

39歳、自分の生きる100年を永遠のものとしたい。

3児持ちの1日

こんにちは、ポスト田イット乃です。

 

最近暗くなるのが早くなりお迎えも早く行かなくてはならないのでなかなかブログが書けません。5分ほどでちゃっちゃと元気な近況を。

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朝顔だって秋色。

 

さみしさについてのブログを書きましたが、それはとても健康だから。健康でないとさみしさを感じる暇がありません。チョコザップをはじめまして、先日、洗濯物を持ち込んで回しながら、カラオケをして筋トレして帰るというチョコザップ使い倒しをしてみました。自転車で大量の洗濯物を持ち歩くのは辛かったですが、元気なときにしかできないのでいい思い出になりました。チョコザップでも思い出を作れる私すごいよ(*´罒`*)フヘヘ♡。

そこから療育に連れていき、遊んでいる子どもに習い事のリマインドをして暗くなるので迎えに行き、洗濯物担当の夫が多忙なので洗濯物を畳み、夕食を作り、なかなか寝ない末っ子ちゃんの相手をし……。

多忙に堪らず末っ子に「愛してるよ」というと「愛してるって何?」と帰ってくるので、「すごく大好きということだよ。」と答えました。

 

チョコザップの前にパートにも行っていますし、朝ごはんも作ってます。ブログに書きたくなるとても忙しいとても良い一日でした。

 

お読み下さりありがとうございます。

 

心が削られるバースデー写真初めて見たわ。

おはようございます、ポスト田イット乃です。

 

海外リゾート地でシングルマザーが用意した一人息子へのバースデープレートを見て、"私の"心が削られたのでその辺つらつら書いていこうと思います。事前知識として、"私は"39歳パート勤務で3人の子どもがいます。ヒトゴトなのに何故か傷ついている自分を感じたので書いて究明していきます。


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↑「チョコペンを勝手に開けるな!」と叱りつつ子どもと一緒に作ったクッキー

 

発端

「子どもと一緒の旅行はさみしくないですよね。」こんな風なことを人を言われて、子どもと一緒ならば記憶ではなくて思い出になるとシングルマザーの彼女は言っていました。強がりではないかしら。「記憶」でも「思い出」でもどちらでもいいんだけれど、誰かがいればさみしくないなんてそんなことはないよと"私は"主張したい。子どもと一緒でもさみしいものはさみしいと言いたいだけで、夫とも離婚している発言主がさみしい人だと言うつもりはありません。

 

3度挫けた"私の"祝意

パートナーがいるいない仲が良い悪いにかかわらず、すれ違いが起こるとさみしくなる、そんな単純な話です。"私の"子どもは今月9歳になりました。読書家で2次資料を楽しみ過ぎているきらいがあり世の中のことを大分分かり始めてきた年頃です。"私の"気持ち一つで子どもの誕生日を進めていったのは悪かった、にしても、ここまでのことはこれきりにしたい。

1つ目の祝意は誕生日に子どもに良い服を着せてあげたかった、2つ目の祝意は家族みんなでバースデーディナーを囲みたかった。1つ目は夫に事前相談が無かったことを夫に叱られました。そして、2つ目は叶わず、3つ目の祝意としてケーキセレモニーを企画しました。"私は"子どもと丸1日かけてケーキを焼きました。それもまた叶わなかったのです。私たち夫婦はずっと忙しく働いてきて、いま少し余裕ができて子どもは誕生日当日にバースデーイベントをしてほしいものであることを今年初めて知りました。だから、ちょっと"私は"空回りしてしまったのかもしれません。

2つ目3つ目が叶わなかったのは、夫が誕生日を祝う数時間に居なかったから。最初は遠方の私用の帰りに渋滞に巻き込まれたから、次は祝日なのに夫に外せない仕事が来たから。1日かけて用意した2段のチョコレートケーキを写真でしか夫に見せることができなかったのは残念でした。子どもと一緒に作ること自体は楽しかったです。しかし、夫がほんの数時間を2回続けていなかった、それだけのこと。3人の子どもと義母としたケーキセレモニー。さみしいものはさみしいのです。そこに居れなかった夫自身と誕生日を祝われる子どもの気持ちが大事ということにすべきでしょうが、今回の"私の"さみしさをなかったことにはしたくありません。

 

さみしいときにはアートを

自分自身、"私の"ような人間は2人といないと思っています。本当はすごくこだわりが強くて、本当は神経が細かくて、本当はすごくものを沢山考えていて、本当は本当は…ものすごくさみしがり。本当は…な"私が"沢山いるけれど、黙っておく。年をとると"私が"は隠せなくなります。本当は…を言わずして理解してくれない周りの人を恨むことは筋違いです。

どうしようもない状況に耐えねばならないとき、"私は"よくこれまでに見たイメージが降りてきます。今回は、大学の東洋美術史の授業で教わった絵で中国の皇帝が持っていた水墨山水画。真ん中に大きく立派な山があり、絵師はそれを皇帝であるとしたと講師に教わりました。向かって左手には、赤ちゃんを抱いた女性が漁を終えた男性を迎えており、向かって右手には数人連れ立って旅に出ている人が描かれます。

どちらも小さな楽しい瞬間で、それもこれも皇帝という大きな存在があるからだと講師は解説しました。その絵を思い出して"私の"さみしさは少し和らぎました。まさか数百年前の絵師に励まされて中国の皇帝に共感するとは思いもしませんでした。こんなさみしさに寄り添える絵師がいるなんてとても皇帝は驚いたことでしょう。友人と野山を歩くこともできず家族と温かい時間を過ごせずに、大きな存在でいるしかないことはとてもさみしいことなのです。

強がらないでさみしいっていいなよ、大きな存在でいることはさみしいことだよ。写真をみて心削られた私から写真を撮ったあなたへこんなことを伝えたい。思い違いでなければいいのだけれど、ここはBBA☆ZONE、つまり、老婆心を書きつける場所。どんなに頑張ってもさみしくなるときもあるけれど、挫けずによい時間を過ごしたいものですね。"私は"そう考えています。

 

お読み下さりありがとうございます。

 

 

名前を言ってはイケナイ女への別辞。

こんにちは、ポスト田イット乃です。


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本日はここ数年見続けてきた方への別辞を。

 

少し前に、音声配信の文字書き起こしを読みました。内容は、不倫してその結果夫が自殺した疑惑のある女性芸能人をよくわからずにインターネット上で擁護した自分自身への行いを反省して、他の人にそういうことをしてはいけないよとインフルエンサーである女性が注意喚起しているという内容です。

インフルエンサーの彼女はとある理由でインターネット上で名前を言ってはいけないので、ここでは仮名「イケナイ女」とします。「イケナイ女」は、反省と他人への注意喚起はできるのですが、軽率な発言で心乱された人たちへの謝罪を頑なに行いません。まるで謝罪することが自身の汚点であるかのように。頑として謝りません。

その批判者の1人が「イケナイ女」を悪人と判断し、「イケナイ女」の乳児期の赤ちゃんの軽率で粗雑な扱いをあげて虐待通報などと拡散しました。「イケナイ女」は念願の育児においても軽率なのです。それに傷ついた「イケナイ女」はこれまで多数の人の心を乱してきたにもかかわらず虐待していないと主張をし、裁判を行いました。裁判所は内容を確認して、虐待通報の拡散は名誉毀損であるとしました。

粗雑であるがゆえに誤解されて、反省と注意喚起はできるのに謝罪ができない、ゆえに悪人とされる。「イケナイ女」は何とも可哀想な方だとおもいます。4年見続けて彼女はその鈍さゆえに分からないことが多い一方、鈍さゆえに幸せなことも多いのだと学びました。冒頭にあげた、素敵なパートナーが別の相手を選んだために自殺してしまう、そんなことなどとは無縁のように思われました。

雨宮まみさんも、見守ってくださることもわかりました。酒井順子さんだって彼女のことを見ているのは知っています。そこで、私が見なくても大丈夫だと感じるようになりました。「イケナイ女」に関する言葉の壁打ちはとても安価で楽しいものでした。私は雨宮まみさんが亡くなられたときに、ネット作家を生かすために作家への苦言を媒体問わずに書いていこうと誓いました。その気持ちが「イケナイ女」を一日でも長生きさせたならばこの上ない喜びです。

ありがとう、さようなら、「イケナイ女」。

あなたはあなたなりの幸せに辿り着いていると思います。今朝朝顔が咲きました。花言葉は、「愛情」「愛情の絆」「結束」「明日も爽やかに」「私はあなたに絡みつく」です、餞別に贈ります。

 

お読み下さりありがとうございます。読者様にも良いことがありますように。

ママ垢本格始動。

こんにちは、ポスト田イット乃です。

 

Xの方で、ささやかに心境の変化がありました。それは、子どもの年齢をアカウント名に明記したことです。これまで子どものことを書くことには抵抗がありました。どれだけ匿名で顔出し写真を載せないように配慮しても、陰口は陰口ですよね。同年代ママパパ、それ以外とあるあるエピソードで盛り上がりたいだけでも、気を使います。子どものいい所を書けば自慢ではないか、悪い所を書けば子どもが気の毒なのではないか。色々諸々気を使っていて、前向きにXへの投稿やブログ更新などできずにいました。

しかし、1番下の子が4歳になったんですよね……。こんな子ども達の1番いい時期に、推し活❤アンチ活👎旅行✈️🚗映画ドラマ🎥📺昔の恋愛💏親への愛憎🥺などのこれまで書いてきた文章を続けるのもまた、なにか違う気がしてきたのです。気楽に趣味の小説も書き始めました。気を使いながら前に進みどこかに辿りつきたいと考えるようになりました。これまでにない前向きな気持ちです。

最近、言葉が出なくなっているので、脳トレの意味もあるのです。子どもも親に耳打ちした話が全世界公開されているなんて当の本人は夢にも思っていないでしょうが、一応子どもが3人うちにはいるので特定しないように書いています。ブログの方も子どもの話が多くなると思います。

 

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金木犀色のカバンを家計簿&勉強セットを入れるために購入しました。同じ素材のポーチはレシート&買い物メモ入れとして重宝しています。

 

お読み下さりありがとうございます。

小説「いいパパですね」草稿

こんにちは、ポスト田イット乃です。

最近AJLTを見ていまして、あまりにぶっ飛んだキャラ設定とそれを上手く組み合わせるシーンのバランスの良さに自分も現代劇を書きたくなりました。Xで細切れに書いたものをとにかく1箇所に置きます。

読んで思ったことがありましたらリプライでもDMでもいただけるとありがたいです。作家ではないので、1人で完結した作品を作れないし、それを売るなんて野心もありません。

 

基本構造

「いいパパですね」という朱夏小説を構想してみる。家族にまつわる虚像と実像。妻40歳、夫45歳、子ども10歳、2人目いるいらないの先の話。夫婦双方で愛しているならこれくらいのことしてくれるだろうが、ことごとく挫かれていくが10年余の相互理解の果てにたどり着くところは…。

 

作品に込めたいメッセージ

父子ツーショット出しすぎないのん、「いいパパですね」避けだと思ってる。

つまりは、恋愛の負けを認めること。やっぱり目に見える愛が欲しいのだと自覚すること。これだけのお金を出しているのだからと考えている相手にそれ以上を求めないこと。そこまでわかったら、遊ぶしかないし、遊んだらええのんよ。あと人に求める気づかいを自分がしてるかの確認も大事!シングルマザー万歳。

「お金はしっかり出してくれる、そこは不満ないよね。でも、愛のある夫がやるであろう病気のときの気づかいとか子どもファーストの姿勢とか、自分が夜遊びしたついでにいいパンお土産で買ってきてくれるとか。そういうの、欲しいのよね。わかるわー。」をSNSの通りすがりに言ってもらうの無理よ。往々にして身近な人間関係はSNSに出さない方が上手くいくのに(・ω・`*)ネー。

SNSで満たしてきた承認欲求が埋めない部分にいかに主人公が気づくか、そこに主人公の成長を感じさせたい。

 

その他の作話の動機

そもそも、私は自分が満足する人生のために男女問わず複数の遊び相手を持つことをよしとする立場である。映画を一緒にみて楽しい相手、美術館に行って楽しい相手、お笑いライブに行って楽しい相手。それらは人生の華であると感じる。39年間でそれなりに実践してきたけれども、やはり幼い子どもの前で親以外の大人がいて不安にさせるようなことはしてはいけないし、膝を壊してまともに歩けなくなる災難も経験した。

20代のときに彼氏とバルトゥス展に行ったことを思い出した。「夢見るテレーズ」が展示してあり、その印象はよく喧伝される大きなモチーフの"隣の娘のパンチラ"ではなくてその膝への描き込みである。ぼんやりと私の娘の膝をみると「夢見るテレーズ」にあった迫力と同じものがそこにあった。彼氏も別の人と結婚して子どもを持ったらしく、その彼氏も自分の子どもに対して同じことを思う可能性があると思うと愉快になった。10歳の子どもの私の娘の様子をメモで書きためようと思う。もし一人っ子だったらを想像で描いていきたい。

SATCとAJLTの一貫したテーマはパートナーとの時間か友達との時間かだ。どちらをとるかでヒロイン達は右往左往する。今回の作品は、友人関係まで欲ばらずにパートナーシップだけをテーマとしてみたい。ドラマを見ただけでも創作意欲がわいている。なんで日本にはあんなコンテンツがないんだろうかね。

 

お読み下さり、ありがとうございます。

だんだん夏が終わっていく。

こんばんは、ポスト田イット乃です。

 

パピコのキウイ味を食べてます、美味しいです。

昨日デジタルデトックスデーに失敗しましたが、性懲りも無くブログ書いてます。SNS(主にX)デトックスデーと書いた方がよかったかもしれません。

気楽に色んな人の言葉に触れられるXって本当に素敵だなということをしみじみ味わい、ぽかんと空いたSNSを触っていた時間で身の回りを少し片付けました。月1ぐらい頑張ってみたらリアルライフが充実しそうです。

さて、最近夜が過ごしやすくなりました。最近はエアコンの送風モードだけの日もあります。セミの声はなくなり、藪の中の虫の声はうるさい程。夕方のハトの声も優しいです。夏休みの宿題を終えて一皮むけた小学生を送り出し、お盆休みに味をしめた保育園児の「早迎え!」の声に応えます。

私は最近、夫の事業を手伝い始めました。月の収支の説明を受けて一瞬気を失いました。受け止めきれない数字を見ると人って気を失うんです。夫はアスリートでもないのに、栄養管理をちゃんとしないといけないなと改めて思いました。難しいことだけども飛行機に一緒に乗りたいから、早く𝐧𝐨. 𝟐が見つかりますように。浮き沈みある自営業ですので、平常心を心がけていきたいです。

 

京都の良い季節、秋がもうすぐ来ます。


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お読み下さりありがとうございます。

 

青森旅行🍎でSNS観が変わった件

こんばんは、ポスト田イット乃です。

本日は紀行文を書きます。

 

最初に"無意識さん"の話から

とてもスピリチュアルな話から始める。祖父がユングを研究していたので、人間には無意識があることは子どものときから常識だった。他の人はどうかは分からないけれど、私の無意識はとりわけコントロールが難しく、幼少期は全く黙るかとにかく変わったことをするのを繰り返していた。次に自分が何を始めるのか分からないのだ、とても怖い。自分が怖い。

20代は立派なメンヘラだったと思う。18歳のときに父親が難病だとわかった。大学の勉強や過酷なアルバイトは無意識を良いものにする手助けになったと思う。20代はたくさん勉強して、たくさん働いた、身体も壊した。自分の無意識に"無意識さん"と名前をつけてコントロールできるようにして少しずつ自分自身への信頼を付けてきた。自己肯定感というものかもしれない。こうして、私は家族5人で青森までいく旅費程度の富を手に入れた。

 

青森・岩手・山形に台風🌀直撃

このコロナ禍の期間に同年代の青森の友人が亡くなった、風邪だったとの噂だ。子ども3人との長時間の新幹線移動は辛い、だけど、お墓参りに行こう。後回しにしていたら何も出来なくなる。7月中旬に苦労して新幹線のチケットをとり墓参りにキャンプに渓流リゾートと盛りだくさんの旅程を立てた。そして、旅行数日前に台風が直撃することが分かった。「法事だから行くしかないよな」夫とそう言い合い行くことにした。

1日目は墓参りをしてテント貸出付きテントサイト3,750円の早掛レイクサイドキャンプ場に泊まる予定であった。泊まりたかった。キャンプ場をキャンセルをして、ドーミーイン弘前を予約。5人で約44,000円、とても痛い臨時出費だったが、ウェルカム🍎ジュースやサウナ、朝食ビュッフェと十二分のおもてなしを受けた。京都に帰ってから株主優待があるホテルと知り株式購入予定リストに入れた。

 

晴れてる内にお墓参り🌊🗻

長時間の新幹線移動になんとか子どもたちは耐えた。台風の影響か八戸を超えると乗客が半分に減り気楽になった。長いトンネルを抜けると霧深い森が延々と見えて、青森という土地の名前を実感して感動した。レンタカーで走る曇りの青森の道は涼しく、岩木山のふもとの風が心地よかった。海のそばの寺院の墓地に眠る友人の元に付いたときは晴れており、お墓の掃除をして花をそなえた。彼にふさわしい、いい所だ。岩木山は雲の奥に隠れていて見えず、彼の死を悼む気持ちに寄り添ってくれた。

街道を気持ちよく通り弘前の街へ。街の雰囲気が最高だ、夕食をとった呑み喰い蔵座敷川丁もとても満足した。ボウリングカラオケサウナ焼肉店が集まるビルに、クラブやバーがたくさん集まるビル。大きなビルにお店が何十軒と詰まっていた。雪にとざされる青森の冬の大人の1番の楽しみなのだろう。もしも、いつか京都の何もかもが嫌になったら移住したい。


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SNS観が変わった話

さて、紀行文はこのくらいにして本題だ。
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台風の進路だけ見ていた私は「恐山が私たちを呼んでいる」と夫にLINEをした。下北半島には台風は来ない、しかし、恐山は一日中雨。この機会を逃すと行くことはないだろう。行くことにした、そう私には"無意識さん"がついてる。写真に写る黄色い肩掛けカバンに、33,000円で割れた画面を修理したばかりのスマホを写真を撮るために入れた。門前で麩入りラーメンで昼食を済ませて参拝料を払い40分程度の恐山参拝へ。気温は真夏、雨具などはない。山男の夫には雨降ってるから行くのを止めるという選択肢がない。

 

恐山は美しかった

1番心に残ったのが極楽浜からの帰途に、雨のせいで歩かない子どもをおぶって見上げたお地蔵様の後ろ姿である。全身濡れている、子どもも泣いている、だけども見上げるとお地蔵様がいる、美しい極楽浜を維持するお地蔵様がいる。立派な宗教体験であった。旅から帰っても何度かその後ろ姿を思い出す、ただの石像だけども強い憧れの気持ちを持った。

持っていったスマホに1本線が入った、そのうち紺色の大きなシミがついた、日を追うごとにシミが広がった。この5年近く私とSNS活動を共にしたスマホは次の写真のようになった。修理品でずぶ濡れだから仕方がないのか?新しいスマホに、恐山僧侶のYahoo記事が届いていて、「SNSに対話はない」と書いてあった。初期不良ではないとの修理店の返答に、何かの思し召しだと思うことにして家の神棚の社の裏に画面が見れなくなったスマホを置いた。SNSで限界まで対話を頑張ってみた、友達も増えた。だけどこれからは、同じくらいリアルでの対話を大切にしよう。

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奥入瀬渓流ホテルは家族旅行に丁度いい

残り2日は運良くとれた星野リゾート奥入瀬渓流ホテルへ。ずぶ濡れの靴を途中のコインランドリーで洗ったものの乾燥をフロントに依頼した。渓流沿いはぬかるむので長靴貸し出しサービスがあるのがとてもいい。家族で渓流沿いを6キロ歩いた。帰りには完全に乾いた靴を用意してくれていた。

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⬆️濁流の奥入瀬渓流、珍しいらしい。
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⬆️天然のジャングルクルーズ

 

「さすが国定公園、ゴミひとつ落ちてなかったな」夫の言葉に気付かされた、昨日の恐山だってゴミはなかった。美しい世界はそこを訪れる人一人一人が作っているのだ。SNSだって同じだね。他にも、間で見ていた海外ドラマのAJLTの話をしたいけれど今日はここまで。

 

最後にはあちゅうさんへ

旅行と海外ドラマAJLTのお陰でSNS活動を変えたくなったので、はあちゅうさんが昔書いた旅で人生は変わらないと断言した文章を読み直した。それは"海外まで行かなくても鎌倉の大仏でも見て変えろよ"みたいな内容で、もしかしたらはあちゅうさんも鎌倉の大仏を見て人生変わったのかもしれないと感じた。面白い文章だった。私は青森の恐山のお地蔵様を見てSNS観が変わった。はあちゅうさんも面白い文章書いていたのだから頑張ってね!

 

お読み下さりありがとうございました。