半径5メートルはババァゾーン

38歳一ババァの日常を皆さんにお届けします。

黒ずくめ in ドバイで思い出したこと。

おはようございます、ポスト田イット乃です。

 

わざわざドバイまで背景の花になりに行く。いやーすごかったですね。

 

さて、そんな姿を見て思い出したのが安野モヨコの漫画「働きマン」です。もう10年ほど前の作品です。そこには週刊誌編集者として死ぬほど働いている30代のヒロインが、大学の友人の海外挙式に呼ばれるシーンが描かれています。

かたや姑の愚痴を口にしつつもカラフルなドレスで祝う既婚子持ちの女性たち。当の働くヒロインは無難な黒ずくめパンツスーツ。その差に、キャリアと引き換えにしたものが明らかになります。年齢の割に持ち合わせていない気の使えなさ。

高校時代の週刊誌記事に衝撃を受けてからやりたいことや働くこと一筋の彼女の人生観が深まる一コマでとても印象的です。そのあと、労働で病んでいく人や、過労死した社会起業家などの取材を通して彼女自身のキャリアチェンジへと至っていくのです…。

しかし、この作品は未完。安野先生自体はカラー絵を深く学ばれ、美麗イラストやほのぼの系の作風も好調です。しかし、最近だと「後ハッピーマニア」に現代東京を活写する姿があり、こちらの路線も忘れていないのだと安心しています。

なんてオタクの一人語りですが、安野先生が10年も前に忠告して下さったことを実演してしまうなんて、サブカル女子としてはなってないわ。なんて思ったポスト田でした。なんであの人ああなんだろうね?

 

さ、休日大事に過ごしましょう❤

 

お読み下さりありがとうございました。

 

子が6歳になりました。